2020/1/12 花染め
1月12日日曜日に行われた、常盤町の花染めを見学させていただきました!
午前8時半、二鷺会のメンバー9人が集まり、花染めが始まりました。
みなさん手際よく机や道具をセッティングし、すぐに作業に取り掛かり始めます。
段ボールに入った大量の和紙も出てきました・・・
その数なんと12万枚!
四角く裁断され、真ん中に穴があけられている花みこし専用の和紙です!
この和紙を染める作業に入る前に、まずは染色するための染液を作ります。
染色には、化学染料を使います。
はかりを使って決まった分量の染料を図り、お湯に溶かして色を作っていきます。
お話によると、花の色の濃さは各町内で異なりますが、昔から常盤町は他と比べて濃い方だそうです。
また、少しづつ染料も変えているようで、耐光性がある紫外線に強い染料にするなど改良されているようです。
今年からは色が剥げにくい染料にしたとおっしゃっていました。
↓花染めの様子
染め終わった和紙です。
とてもきれいに染まっています。
染め終わった和紙は、真ん中に針金を通していきます。
染めた和紙を干すために、吊るしていきます。
12万枚の和紙を全て染め終わりました!
染めた和紙はこのまま約1ヶ月間陰干しされます。
昔は全ての町内がこのように自分達で手染めしていましたが、現在行っているのは16町内あるうちの4町内だけ。
その他は、町の業者さんが染めているそうです。
8時半頃に始まった作業ですが、全ての作業が終わったのは10時半頃でした。
寒い中の作業、お疲れさまでした。二鷺会のみなさん、ありがとうございました!