正法寺は黄檗宗の寺院で、本尊の釈迦如来は岐阜大仏と言われています。第十一代の惟中和尚は地震や飢饉の災霊の祈願をたて、奈良東大寺大仏の聖徳を敬って、ここに大釈迦如来像の建立しました。胎内には薬師如来がまつられていると言われています。日本三大大仏のひとつにも数えられる、とても貴重な大仏です。寺の左右の壁には涅槃図と五百羅漢像が数多く並んでおり、その規模と量には圧倒されます。
また、お寺に入ってすぐ目に入る像がありますが、これはびんずるさまと呼ばれていて、無病息災を叶えてくれるといいます。調子が悪かったり、これから悪くなりたくない部位と同じ箇所を撫でると良くなるかもしれません。