生活科学専攻
科目名 | 消費生活論 |
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開講学年・学期 | 2年後期 |
担当者 | 三輪 聖子 |
授業の到達目標及びテーマ | 本授業では、衣料管理士2級の資格取得のための教科であるが、人間が生活し生きていく存在としての消費者たる自覚を持ち、その消費行動を理解し、それに関わる社会問題として消費者問題が考えられるようになることを目的とする。 |
授業概要 | 衣料管理士として、消費者の立場を理解したうえで、企業、行政側の管理や政策についても理解できるようになる。そして個人の消費行動が、常に社会的な力の形成につながっていることを理解し、ひとりひとりが考え・行動する消費者であることを意識して生活できるようになる。 |
シラバスの到達目標 | 内容は消費者問題の基礎、消費者問題と消費者政策、消費者政策の展開、企業の消費者対応、消費者教育、消費生活情報など、今日の消費者問題を広く取り上げる。 |
授業計画 | 1 消費者問題とは何かを考え、発生と問題が起きる背景を知る 2 消費者問題問題の種類と社会経済状況と消費者生活について学ぶ 3 環境問題の深刻化と消費者問題の関係性について理解し、消費者の権利について考える 4 消費者政策と法律とその歴史的背景について学ぶ 5 消費者基本法と消費者政策の理念について学ぶ 6 消費者の安全確保、計量・規格・広告・表示の適正化について学ぶ 7 消費者契約の適正化について学ぶ 8 事業活動における事業者と事業者団体、消費者対応部門の役割と機能について学ぶ 9 消費者対応部門の課題について学ぶ 10 消費者教育とは何か、歴史的流れを知る 11 消費者教育の内容、方法について学ぶ 12 消費者教育と関連領域、海外の動向について知る 13 消費生活と情報の重要性について知る 14 消費生活相談情報について学ぶ 15 商品テスト情報、消費生活情報へのアクセスについて学ぶ |
テキスト | 『新版 消費生活論』社団法人 日本衣料管理協会 |
参考書 | 消費者力検定 受験対策テキスト 2016改訂版 (財)日本消費者協会 ハンドブック消費者2010 消費者庁企画課 |
試験及び方法 | 筆記の定期試験 |
学生に関する評価 | 筆記試験により評価する |
再試験 | --- |