子ども発達専修
科目名 | 保育実践演習 |
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開講学年・学期 | 3年後期 |
担当者 | 位田 かづ代・松本 香奈 |
授業の到達目標及びテーマ | 保育者は、子どもの人格形成に大きな影響を及ぼすものであることから、人間としての倫理観や保育者としての使命感、そしてこれらを基盤とした実践的指導力を身につける必要がある。本授業では、保育に関する現代的課題、例えば地球環境、異文化理解、共生、人権の尊重など人類共通テーマや、少子・高齢化と福祉、家庭の在り方など我が国の社会全体に関わるテーマを取り上げ、小グループでの調査活動・発表・討論等の演習を通じて社会問題への理解を深める。保育者としての視野を広げ、問題解決のための対応や、判断方法等について学びを深め、自己の保育観の確立を目指す。グループワークを通じて、社会性や対人関係能力を高める。 |
授業概要 | 保育・教育に携わるものとしての倫理観や使命感、そしてこれらを基盤とした実践的指導力を身につけ、自己の保育観を確立していく必要がある。こうした力を少人数のグループ活動を通じて、仲間とともに設定したテーマについて研究活動や発表を行う中で養っていく。まずオリエンテーションにおいて、研究・発表のテーマを設定する。テーマは保育・教育の現代的な課題に加え、人類に共通する諸課題や、我国の社会全体に関わる諸課題といった広い分野から各自の興味や問題意識に基づいて設定する。 |
シラバスの到達目標 | 地球環境、異文化理解、共生、人権の尊重など人類に共通するテーマや、少子・高齢化と福祉、家庭の在り方など我が国の社会全体に関わるテーマを取り上げ、小グループでの調査活動・発表・討論等の演習を通じて社会問題への理解を促し、保育者としての視野を広げ、倫理観や使命感を養うとともに、それらを基盤とした自己の保育観の確立を目指す。また、グループワークを通じて、社会性や対人関係能力を養う。 |
授業計画 | 1 オリエンテーション 調査・発表グループの編成 、情報収集の方法と調査法 2 グループワーク①:テーマの設定、調査・情報収集 3 グループワーク②:KJ法 4 グループワーク③④:調査・情報収集・まとめ 5 グループワーク③④:調査・情報収集・まとめ 6 中間報告 7 グループワーク⑤⑥:調査・まとめ 8 グループワーク⑤⑥:調査・まとめ 9 発表ならびに討論 各グループの発表をもとに当該テーマに関して受講生で討論 10 発表ならびに討論 各グループの発表をもとに当該テーマに関して受講生で討論 11 発表ならびに討論 各グループの発表をもとに当該テーマに関して受講生で討論 12 発表ならびに討論 各グループの発表をもとに当該テーマに関して受講生で討論 13 保育士の役割、職務内容、社会性、対人関係能力、児童理解についてグループ討論 14 自分自身を振り返り、保育者としての資質能力の確認。 15 まとめ 授業振り返り 発表内容、調査・研究の方法、授業での取り扱い等について全員で意見交換、レポート提出。 |
テキスト | 必要に応じて図書を紹介する。また、適宜資料を配布する。 |
参考書 | 随時紹介する。 |
試験及び方法 | 発表、レポート |
学生に関する評価 | 授業への参加度、発表内容、討論時の発言、ならびに期末レポート等により評価する。なお、発表に際しては充分な準備を行い、質問、討論に備えること。 |
再試験 | 再試なし |