1. 授業科目資料

書道教育コース

シラバス

 
科目名 仮名書法Ⅰ
開講学年・学期 1年前期
担当者 野中 博文
授業の到達目標及びテーマ 高等学校における芸術科書道の学習を基本としながら、平安朝の美しい仮名表現の基礎を学ぶことを目標とし、平仮名や変体仮名の成り立ちを理解でき、単体や連綿を理解し、散らし書きの基本表現ができるようにする。
授業概要

内容・課題 仮名の基本である単体・連綿・変体仮名の理論と表現技法を徹底的に習得する。特に「いろは歌」で単体を学び、その「いろは歌」と平仮名の字源や変体仮名の字形と読みと字源を暗記する。基本技法を習得後、鑑賞、俳句や和歌の創作作品を制作する。

シラバスの到達目標 平仮名や変体仮名の成り立ちを理解でき、単体や連綿を理解し、俳句・和歌・手紙で仮名の基本表現ができるようにする。
授業計画 1  仮名の歴史・仮名の美 基本の運筆
2  「いろは・・・」の練習 (小筆に慣れながら直線・曲線を学ぶ)
3  「うゐの・・・」の練習 (各文字の字形・特徴の学習と理解)
4  連綿の学修と理解 (二字)
5  連綿の学修と理解 (三字以上)
6  変体仮名(1)いろは48文字を中心とした変体仮名を交えた学修
7  変体仮名(2)うゐの・・文字を中心とした変体仮名を交えた学修
8  俳句(鑑賞・練習)
9  俳句の創作(草稿・練習)
10 俳句の創作(草稿・練習)
11 俳句の創作(清書)
12 テスト(平仮名の字源・変体仮名)      和歌(鑑賞・練習)
13 和歌の創作(草稿・練習)
14 和歌の創作(清書)
15 手紙を書く(鑑賞・練習)
テキスト プリントによる資料・手本
参考書 必要に応じて紹介
試験及び方法 手紙文提出 清書
学生に関する評価 試験、提出された課題、授業への取り組みなどにより総合評価する。
再試験 なし