美濃まつりは、美濃市で行われる八幡神社の祭礼です。明治末までは「上有知まつり」と呼ばれていましたが、美濃町に町名が変わると「美濃まつり」と呼ばれるようになりました。
まつりは2日間行われ、土曜日に「花みこし」、日曜日に「山車・練り物」、両日の夕方からは「流し仁輪加」が行われます。
2020年に行われた花染めの様子です。
四角い和紙をピンクの染料を使って染めていきます。
2020年に取材させていただいたこより・花作りの様子です。
2020年に行われた竹竿作りの様子です。
一本の竹から、花みこしに使う竹竿を切り出していきます。
2020年に取材させていただいた花巻きの様子です。
美濃まつりが終わると、来年に備えて竿洗いが行われます。
糊で付けた和紙の花を竹からはがし、来年も使えそうな竹は再利用されます。
花みこしに使う和紙を染める作業。和紙の四隅を染料につけて染め上げます。綺麗に染められた和紙は、約1か月間陰干しされます。町内ごとに色が少しずつ違うのも特徴です。2020年に行われた花染めの様子はこちらをご覧下さい。
花みこしに使う竹竿を切り出す作業。いろいろな機材を使って、細い竹竿を作っていきます。この竹竿に花染めした和紙を付けると、花みこしの「しない」になります。2020年に行われた竹竿作りの様子はこちらをご覧ください。
花みこし1基には何十万もの花を使用するため、町内の各家庭が皆で協力して花作りを行います。各家庭に細長い和紙と、花染めで染めた和紙が配布されます。細長い和紙でこよりを作り、二枚重ねた花の和紙の中心にこよりを通して花を作ります。花づくりの様子はこちらをご覧ください。
まつり前日にみこしが組まれます。
約300本の「しない」を中心に小さいしない、外側に大きいしないを付けていきます。バランスが難しい作業です。
開催期間 4月第2土曜日とその翌日の日曜
2日目13:00~ 山車・練り物
両日夕方から流し仁輪加
長良川鉄道「美濃市駅」下車、徒歩5分
東海北陸自動車道美濃インターから車で約5分