デジタルアーカイブは何の役に立つの?
デジタルアーカイブは、地域の創生や企業の発展に向けて、必要なときに欲しいデータを閲覧したり、活用したりすることができます。
デジタルアーカイブをインターネットを通じて公開することで、多くの人がその情報にアクセスすることができます。博物館や美術館に行かないと見ることができなかったものでも、インターネット上でどこからでもアクセスできるようになります。
近年は一般企業でも導入が見られます。企業では、過去や現在のデータを保管することで、生産性・透明性・信頼性を高めることができます。企業の発展に欠かせないものとして広がっています。これを企業アーカイブといい、企業の理念や創業者の思い、経営方針など、その企業がもつ独特の文化をデジタル化して発信することで投資家にも一般の人々にも企業をアピールすることにつながります。顧客や株主、その企業に勤める従業員から信頼を得ることができれば、投資の対象とされたり、従業員の評判によって新入社員が入社してくれたりするなどのメリットがあります。
デジタルアーカイブでできること
デジタルアーカイブがない場合 | デジタルアーカイブがある場合 | |
新聞記事 |
|
|
職人の技 |
|
|
企業の情報 |
|
|
デジタルアーカイブを公開している機関
デジタルアーカイブを公開している機関には次のような機関があります。ここでは3つの機関を紹介します。
ジャパンサーチでは書籍・公文書・文化財・放送番組など、わが国が保有する様々な分野のコンテンツのメタデータを検索・閲覧・活用することができます。
国立国会図書館デジタルコレクションでは、国立国会図書館が収集・保存しているデジタル資料を検索したり閲覧したりできます。
国立公文書館デジタルアーカイブでは、国立公文書館所蔵の特定歴史公文書等(歴史的に重要な公文書等であって、国立公文書館に移管されたもの)の目録情報の検索、公文書や重要文化財等のデジタル画像の閲覧、印刷、ダウンロードが可能です。