岐阜市 鏡島付近をめぐるプランです。
奈良時代、この地は乙津島と呼ばれていました。伝承によれば、813年(弘仁4年)、嵯峨天皇の勅命を受けた空海がこの地に赴き、秘法を用いて龍神に向け鏡をかざしたところ、この地が桑畑に変わりました。このことからこの地を鏡島と名づけたといわれています。
現在は住宅地となっていますが、寺、神社、鏡島城跡などがあり、歴史的な見どころがたくさんある地域となっています。
近くにお住まいの方や、鏡島に来る際はぜひ立ち寄ってみてください。
寛文八年(1668)頃よりある小紅の渡し。岐阜市一日市場から岐阜市鏡島(鏡島弘法 乙津寺 北)に長良川を渡る唯一の渡し船で、毎月21日の縁日には乙津寺への参拝者で賑わいます。県道の一部となっていて、無料で利用できます。
午後になると風が出てくるので午前中に行くのがおすすめです。
JR岐阜駅または名鉄岐阜駅からバスで15分
鏡島弘法前バス停から徒歩で7分
瑞甲山 乙津寺(鏡島弘法)
毎月21日の縁日は大変賑わいます。
弘法大師とゆかりが深いことから、「鏡島弘法」の愛称で親しまれています。
小紅の渡しから徒歩で約4分
自家焙煎カフェ・カーダモン
カフェ・カーダモン独自の焙煎技術で、こだわりのコーヒーがいただけます。
ひとつひとつ手作りにこだわっていて、ここでしか味わえないお料理を楽しむことができます。
乙津寺から徒歩で約15分
バス:鏡島弘法前から森屋10分
最後に
今回鏡島周辺をめぐってみて、今でも県道として渡し船があることに驚きました。
また、弘法様も有名なお寺で、遠方からも礼拝客がいらっしゃるそうです。
カフェ・カーダモンは料理が美味しいだけでなくマスターの人柄が良く、とても居心地の良いお店でした。
これまで近くに住んでいても知らなかった場所を巡れて新たな鏡島の魅力を発見することが出来ました。
今回紹介した以外にも岐阜市にはまだまだ見どころがあるので、みなさんも新たな岐阜の魅力をぜひ発見してみてください。