長良川の流れ
郡上市高鷲町の大日ヶ岳を水源とする長良川は,165キロメートルの道のりを岐阜県のほぼ中央を南北に貫いて流れます。山あいを澄んだ水が流れる上流から,人々の生活に根付く下流まで,数多くの支流を合流しながら流れ,伊勢湾へ注ぎます。
郡上市高鷲町の大日ヶ岳を水源とする長良川は,165キロメートルの道のりを岐阜県のほぼ中央を南北に貫いて流れます。山あいを澄んだ水が流れる上流から,人々の生活に根付く下流まで,数多くの支流を合流しながら流れ,伊勢湾へ注ぎます。
岐阜県はその3分の2を山林で覆われ,豊かな自然が残されています。その山々を流れ下る長良川の流域には,冷涼な気候の高原や,侵食の作り出した鍾乳洞など,自然の作り出した様々な地形が存在しています。
長良川といえば,アユをはじめ,澄んだ流れに生きる魚たちを思い浮かべます。しかしそれだけではありません。洞窟や池,森の中に数多くの生き物が生息し,彼らはそのすみかである豊かな自然に育まれ,それぞれの生態系を作り出しています。