金蝶園 総本家 大垣駅前本店

食べる

大垣を代表する老舗である金蝶園では取材をさせていただきました。

金蝶園では、地域の特性に合わせた商品づくりをコンセプトにしています。
「水の都」とも言われる大垣店では、水の良さを活かしたお菓子を作っています。
お店の方から「百年以上続くお菓子は、その伝統をつなげていくことが大事だと思っていて、時代に合わせた今を意識していくことも必要」ということをお聞きました。

金蝶園では伝統的な和菓子はもちろん、可愛らしい今どきなお菓子も豊富にあって、どれも魅力的です。

そして、お菓子に使用する素材も厳選されています。
商品を作っていて手作りの方が美味しくできると思ったら手作りで作成し、機械の方が美味しくできるのであれば機械で作成しているそうです。お客様がよりおいしく感じるのはどちらなのかを考えながら作られています。
お店の方によると、どんなに商品が売れていても日々改良を続けているそうです。

季節に合わせた商品も多く、夏は水まんじゅうがよく売れています。
遠方の方が購入されることが多いそうなので、もし遠方から夏に大垣へ来る機会があればおすすめです。
そして冬場はいちご餅がよく売れているそうです。いちご餅は長年愛され続けている商品です。

【金蝶園饅頭】

金蝶園といえば金蝶園饅頭、と言われるほどの王道商品が金蝶園饅頭です。年間を通して、一番売れています。

取材の際に初めて金蝶園饅頭を頂いたのですが、美味しさに衝撃を受けました。

饅頭といえば中にあんこが詰まってもちもちしたものというイメージでした。

しかし金蝶園饅頭はさくさくした部分ともっちりした部分の皮とあんこのバランスバランスが絶妙で、口の中であんこと皮が離れず調和します。使用している酒元種の風味が鼻に抜け、ほんのりした甘さを後味に残します。くどくなく、飽きずに何個でも食べれてしまう美味しさです。

甘いものが苦手な人も、甘いものが好きな人も、どの年代の誰もが食べれる商品だと思いました。

 

【ふわふわ】
若者向けの商品として開発された、和菓子と洋菓子の要素を組み合わせた新しいお菓子、「ふわふわ」。
生クリームや旬のフルーツを使用していて、いちご、抹茶、カスタードなどの種類があります。
名前の通り記事はふわふわの食感です。クリームのふわふわと生地のふわふわが心地よく、甘さもちょうど良くて食べやすかったです。

【かりんとう饅頭】
かりんとう饅頭は外側がカリッと香ばしく、中にはぎっしりとあんこが詰まっています。

かりんとう饅頭は季節や時期によって蒸す時間を見極め、今も試行錯誤を重ねている商品だそうです。

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