輪中館はこの地域の特徴である輪中について使われていた道具や輪中地域でみられる家の構造など資料や模型を通して昔の人の知恵と工夫を見ることができます。
入り口の床には大垣市の地図があり、どのように輪中があったのかを確かめることができます。わかりやすいように大垣市内の行政施設や小中高等学校の場所が記入されているので地図が読めなくても自分たちが住んでいつ場所が一目でわかります。奥へ進んでいくと古い資料や家の一部が展示されており、そこには詳しい説明も書かれているので大人でも楽しめます。
今は無き輪中ですが、あなたは輪中で培った知識は今も水害などで大垣だけでなく他県で生かされている事を知っていましたか?廊下には輪中の生活が終わり今に至るまでどのような輪中の習慣や知識が活用されているという事が書かれた記事があります。
この施設ではただ展示をしているだけではありません。輪中をのちの時代に残すため教育活動にも力を入れています。毎年秋ごろに大垣市内の小学生が地域学習の一環でここを訪れ輪中について学びます。その時に館長自らが壇上に立ちここで何があったのか大垣市内には輪中の名残があるということを伝えています。
入口には消毒液と温度計が設置されており、コロナ対策が行われています。
館内の様子はこちらから↓
輪中館には養老鉄道の友江駅という最寄りの駅があります。
おこしに来る際にはぜひご利用ください。
駐車場があるので車での訪問も出来ますが道が狭いため来る際はお気を付けください。